「今週もまた、がんばらなきゃ」の朝に。

目覚ましが鳴る、月曜の朝。

布団の中で、まだ目を開けないうちから、こころのほうが先に走り出している。

「今週もまた、がんばらなきゃ」

「今週こそ、結果を出さなきゃ」

「今週は、なるべく迷惑をかけないようにしなきゃ」

そんな「〜なきゃ」が、布団の重さを倍にしている朝、ありませんか?

そんなあなたへ。

だいじょうぶ、あなただけじゃないですからね。

ぼくはずっと、「〜なきゃ」の塊で月曜の朝を迎えていました。

事業を始めた頃は、誰にも頼まれていないのに、毎週月曜の朝に、頭の中だけで自分を採点していた。

「先週の自分は何点だった」「今週の自分は何点を取らなければならない」、そんな具合に。

その採点が積み重なって、ぼくは「がんばらない自分=価値のない自分」だと信じ込むようになりました。

気がつくと、平日も休日も、365日「がんばらなきゃ」のなかにいて、

ある朝、布団から出られなくなって、ようやく自分の身体に追い抜かれたのです。

『非思量』(ひしりょう)。

良いも悪いも、できるもできないも、いちど思考から離れてみるという禅の在り方です。

布団の中の月曜の朝こそ、いちばん「思量」が暴走している時間。

だからこそ、ほんの数分だけ、思考をオフにしてみる。

今日の小さな一歩は、布団の中の三呼吸です。

目覚ましが鳴ったら、すぐに「がんばらなきゃ」のスイッチを入れないでください。

布団の中で、ゆっくり鼻から息を吸って、口から長く吐く。それを三回だけ。

頭の中で「がんばらなきゃ」が浮かんでも、追いかけない。

そして、その三呼吸のあとに、こう自分に声をかけてあげてください。

「今週も、無事に始められてよかった」

それだけで十分。

がんばらなきゃ、じゃなくて。

ちゃんと今週も始められた、という事実を、いちばん最初にこころに置く。

そこから始まる一週間は、きっと少しだけ、やわらかい色をしています。

焦らず、比べず、背伸びせず。

今週も、自分のペースでトコトコ歩いていきましょうね。

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