梅雨明け前の「だるい」は、なまけじゃない。

朝から、なんとなく身体が重い。

頭の奥にもやがかかったみたいで、なにを見ても集中できない。

そんな日が、6月の終わりから7月のあたまにかけて、続いていませんか?

「気合いが足りない」

「ちゃんと休んだはずなのに」

「今日もまた、なにもできずに一日が終わってしまう」

そう自分を責めそうになっている、繊細ながんばり屋のあなたへ。

だいじょうぶ、それはあなたのなまけじゃないです。

ぼくも長らく、自分の身体の声を「言い訳」だと思って生きてきました。

だるさ、頭の重さ、ふいに襲ってくる眠気。

全部、根性で押し通せるものだと信じて、自分を鞭で打ち続けた結果、

ある日とつぜん、まったく動けない朝を迎えました。

医者でも気合い不足でもない、ただの身体からのSOSだったのに、

ぼくはそれを「サボりたい気持ちのせい」だと思い込んでいたんです。

梅雨明け前のこの時期は、気圧の上下も、湿度も、気温の差もぜんぶ大きい。

自律神経が、ジェットコースターみたいに揺れているんですね。

あなたのこころが弱いのでも、頭が悪いのでも、根性がないのでもない。

ただ、季節がそういう季節なのです。

『身心一如』(しんじんいちにょ)。

こころと身体は、ひとつにつながっているという、古い禅の教えです。

身体がだるいときに、こころだけ元気でいようとするのは、土台ごと無視するのと同じこと。

むしろ、こういう日こそ、身体に味方してあげる日。

今日の小さな一歩は、三つの「やめてみる」です。

ひとつ、朝のSNSをやめてみる。

情報という名のノイズを、いちばん脳が弱いタイミングで浴びない。

ふたつ、午前中の「全力」をやめてみる。

ギアをトップに入れるのは、せめて昼すぎから。午前は5割で動く日。

みっつ、夜の冷たい飲み物をやめてみる。

内臓を冷やさない。白湯か常温の水で、身体にそっと声をかけてあげる。

それだけで、明日の朝の重さが、ほんの少し変わります。

なまけじゃないんです。

ちゃんと、身体が手を上げて教えてくれている。

今日は、その手を握り返してあげる日。

焦らず、比べず、背伸びせず。

だるさと仲直りする一日に、していきましょうね。

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