給料日の翌週、財布を開くのが少し怖いあなたへ。

給料日が過ぎて、その翌週末。

財布を開く瞬間、心臓のあたりが、ちょっとだけ縮みませんか?

「あれ、もうこれしかない?」

「先月も、こんな感じだった気がする」

「貯まらない自分、なんなんだろう」

そんな土曜の朝のこと。

そんなあなたへ。

だいじょうぶ、あなただけじゃないですからね。

ぼくも、20代の頃はずっと、月の半ばに通帳を見るのが怖かったです。

事業をしていた時期はとくにそうで、入ってくる金額の大きさに比べて、出ていく速度のほうがいつも速かった。

そして、出ていったあとの自分の口座を見ると、なぜか「ぼく自身が小さくなった」気がしていたんです。

お金が減ると、価値が減る。そんな感覚に支配されていました。

その感覚から少しずつ抜けられたのは、毎週土曜の朝に、たった「3行のメモ」を書き始めてからです。

ひとつ目の行に、今週、自分にとっていちばん納得して使えたお金。

ふたつ目の行に、今週、なんとなく流れで使ってしまったお金。

みっつ目の行に、来週、自分を整えるために使いたいお金。

それだけ。家計簿でも、節約計画でもない。

お金との関係を、感情のメモに変える3行です。

『随処作主』(ずいしょさくしゅ)。

どの場所にいても、自分が自分の主人公でありなさい、という禅の言葉です。

お金は、ぼくたちの主人公ではない。

お金の動きに振り回される側ではなく、自分の感情を主人公にして、お金を眺める側に立つ。

書き続けていくと、ふしぎなことに、二行目の「なんとなく流れで」が、少しずつ減ってきます。

無理に減らさなくても、「あ、また同じパターンだな」と気づくだけで、自然に手が止まるようになる。

今日の小さな一歩は、たった3行のメモを書くこと。

紙でも、スマホのメモでも、家族と共有しないノートでもいい。

通帳の数字を眺めて落ち込むよりも、

3行だけ、今週の自分のお金の物語を書いて、明日の自分に手渡してあげましょう。

責めなくていい。

焦らなくていい。

比べなくていい。

ゆっくり、お金との関係も、こころとの関係に近づいていきますからね。

焦らず、比べず、背伸びせず。

週末を、家計とこころの整いどきにしていきましょう。

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